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ドライアイスと布団

現在、ご遺体の腐敗を防ぐ方法としてほとんどの葬儀業者がドライアイスを使用しています。

胸部腹部に乗せるのが基本で、ご自宅でご安置をする際はまず布団にお寝かせし、ドライアイスの処置をします。

もちろん掛布団もかけます。

ご家族に布団の用意を頼むと冬の時期には当たり前のように厚手の布団をご用意してくださいますが、夏の季節には薄手のタオル地のような掛け布をご用意されます。

何も知らないので仕方がないのですが、ドライアイスの冷却効果は厚手の布団の方が効果があります。

ドライアイスは気化しますので、より密閉度が高い方が効果があるという事です。

ちなみにの掛け布でも数枚重ねれば同じ効果は得られます。

あと冬の方が寒いので安心と思いがちですが、ご自宅の場合は自分たちのために暖房をかけると夏場のエアコンをつけた時と比べて室温が高い場合もありますので注意が必要です。

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